手術以外の方法を探して子供の埋没耳矯正具を自作した

Jan 16, 2021 15:45 · 2092 words · 5 minute read 子育て maker

うちの子は埋没耳です。
耳が凹んでいることには生まれてすぐに気づいたのですが、成長するにつれてピョコンと出てくるものだと思っていました。
調べてみると、どうやら埋没耳というらしく、「1歳までであれば矯正可能だが、1歳を越えてしまった場合には手術が必要」らしいです。

子供は2021年1月現在で4歳。
本来なら手術でないと治らないところですが、ネットで手術なしで矯正した事例をみつけたので、矯正具を自作して矯正を始めてみました。

矯正具はホームセンターや100均の材料で簡単に作れたので、作り方をご紹介します。
同じ悩みをもつ方の参考になれば幸いです。

目次

埋没耳とは

日本形成外科学会のWebサイトから一部引用させていただきます。

日本形成外科学会


袋耳ともいいます。耳介(一般に言う耳のことです)の上半が側頭部の皮膚に埋もれ込んだ状態をいいます。指でつまんで引っ張り上げることができますが、指をはなすと元に戻ってしまいます。埋もれている部分の軟骨には頭側に折れ畳まれたような変形があります。


埋没耳で困ること

聴力には問題ないので、日常生活で困ることは特にありません ”でした”

困るようになったのは、社会がコロナウイルスの影響を受けるようになったあと。
コロナ後の世界では日常生活でマスクが必須になったのですが、埋没耳の場合はマスクを耳にかけることができません。

マスクバンドも使ってみましたが、子供の頭には今一つサイズが合わず。

今はイヤホンバンドをマスクバンド代わりに使っています。
本来はこのようにイヤホンをまとめるもので、多くの100均のイヤホン関連コーナーに置いているはずです。

種類も豊富で、かわいい商品も沢山あります。
マジックテープ式なので、子供の頭に合わせて調整することができるのもプラスポイント。

矯正事例

こちらのブログを見つけたことをきっかけに矯正具を自作しました。

子供の埋没耳を自己矯正!

”埋没耳の自己矯正→2週間後” ・・の3年後

作ったもの

完成図です。
針金をシリコンチューブに通し、耳の形に加工しています。

材料

ホームセンターと100均で材料を揃えました。

  • シリコンチューブ
  • アルミ針金
  • テーピングテープ

シリコンチューブ

針金むき出しだと耳との接触部分が痛いので、シリコンチューブを被せます。
医療用のシリコンチューブは身近に売っていなかったので、熱帯魚などの水槽に空気を送り込むチューブで代用しました。
ホームセンターの水槽コーナーで200-300円くらいで売っています。

アルミ針金

100均で売っています。
耳の軟骨を持ち上げるためにある程度の強度が必要ですが、硬すぎると装着に苦労します。
#14~#11くらいが扱いやすいのではないでしょうか。
ちなみに、私が購入したのは#14です。

テーピングテープ

こちらも100均で売っています。
シリコンチューブに対して針金が細すぎる場合、針金に巻いて太さを調整します。

作り方

1. 採寸

耳のサイズを採寸し、おおよその長さを決めます。
あまり長すぎると、装着した際に違和感が大きいでしょう。
かといって、短すぎると子供の耳に装着するのが難しくなります。

2.針金をカットする

採寸した長さに合わせて、針金とシリコンチューブをカットします。
針金、シリコンチューブ共に、購入した材料の長さには余裕があると思うので、調整のために何回か作り直すつもりで「えいや!」とカットしましょう。
針金の硬さが足りない場合は、二重に折り返して使うのもありです。

3.シリコンチューブに針金を通す

カットした針金をシリコンチューブに通します。
針金の太さが足りず、シリコンチューブからスポスポと抜けてしまう場合は、針金の両端を折り返したり、テービングテープを針金に巻いて太さの調整をします。

4.耳に合わせて形を整える

針金を入れたシリコンチューブを耳の形に合わせて整えます。
手で曲げるのが難しい場合は、ペンチを使います。

装着した様子

写真のように凹んでいた耳ですが、作成した矯正具を着用することで埋没していた軟骨がでてきます。

装着前

装着後

装着した結果

装着し始めて数日ですが、装着後15分くらいは耳が出てきた状態を維持できているようです。
装着し始めてから2-3日は、耳が引っ張られることに違和感を感じたようで「ちょっと痛い」と言っていましたが、数日経つ頃には違和感を感じることもなくなった模様。

矯正具を外した直後の様子

最後に

ホームセンターや100均にある材料で、埋没耳の矯正具を作成しました。

埋没耳の状態では、

  • マスクがつけられない
  • メガネがかけられない
  • 髪を耳にかけられない

など、生活の中で不便になることが予想されます。

小さい子に手術をするのは大変そうなので、今回作成した矯正具でしばらく矯正を続けてみます。

小学生になったら、給食でマスクをつけることが必須になると思うので、それまでに矯正が成功するといいのですが・・・。

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