30fpsの動画と60fpsの動画の違いを確認する
Feb 13, 2021 17:05 · 1353 words · 3 minute read
先日YouTubeにアップした動画のカクつきが気になりました。
カメラの設定を確認すると、カクつきが気になる動画は30fpsで撮影していた模様。
私の使っているPixel3a XLの設定を見ると、動画撮影モードとして30fpsと60fpsが選択できるようなので、30fpsと60fpsで撮影した動画を比較してみました。
目次
30fps、60fpsとは
fpsは、「frames per second」の略で、1秒間に撮影するフレーム数を表します。
30fpsは1秒間に30のフレームを撮影し、60fpsは1秒間に60のフレームを撮影します。
1秒間のフレームの数が多い方が滑らかな映像になるので、スポーツなど動きの激しい映像では違いを明確に感じることができるでしょう。
動画で比較する
今回比較用に作成した動画がこちら。
大きく左右にカメラを動かしている場面で、動画のカクつきが顕著に現れます。
60fpsの方が断然滑らかです。
今回撮影に使用したカメラはPixel3a XL。
端末の仕様を見ると、1080pの場合は120fpsで撮影できるようなのですが、カメラアプリの設定では30fpsと60fpsしか選べません。
redditによると、スローモーションのとき、1/4を選択すると1080p 120fpsで動画撮影ができるようです。
How to set video to 120fps on Pixel 4 XL
最後に
30fpsと60fpsで撮影した動画を比較しました。
今回の比較動画はDavinci Resolveで作成したのですが、罠がありました。
編集が終わり、動画ファイルを60fpsで書き出そうとしたところ、Frame rateで30以上を選択することができません。
プロジェクトの設定を確認しても、タイムラインフレームレートを変更することができず。
どうやら、フレームレートはプロジェクトを新規作成してから、タイムラインに動画を追加する前に設定する必要があるらしいです。
2021年2月時点では、30fpsで動画を作成するのが無難なようなので、デフォルトの設定が30fpsになっているのでしょう。
DaVinci Resolve タイムラインフレームレートが変更できない
というわけで、もう一度最初から作成することとなりましたとさ。
学びでした。
動画を作成する中で疑問に思ったことがありました。
「1秒間のフレーム数が多いということは、その分データサイズが大きくなる?」と思考えたのですが、実はそうではないようです。
撮影対象の特性や、画質との兼ね合いなど、知っておくべきことが多そうなので、動画撮影について一度書籍で体系的に学習した方が良いのかもしれません。
【動画撮影基本講座】フレームレート(fps)はいくつに設定すればいいの?
下記のスクールは、2ヶ月で動画編集に必要なスキルを一通り学ぶことができます。
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後日追記
2022/04に、iPhone12のカメラでも60fpsと30fpsの撮影テストをしました。
良ければこちらも御覧ください。