24fpsの動画と60fpsの動画を比較する
Feb 26, 2021 12:25 · 928 words · 2 minute read
最近、趣味で動画編集をしています。 今回は、同じ素材から24fpsと60fpsの動画を作成し、比較してみました。
過去の動画編集に関する記事はこちら
目次
fps?
fpsは、「frames per second」の略で、1秒間に撮影するフレーム数を表します。
24fpsは1秒間に24のフレームを撮影し、60fpsは1秒間に60のフレームを撮影します。
それぞれのfpsで
- 24fpsは、映画やアニメでよく使われ、映像作品感が増す
- 30fpsは、テレビ番組でよく使われ、汎用的に使える
- 60fpsは、スポーツなど動きの速い映像でよく使われ、リアルさが増す
という特徴があるようです。
日常の様子を動画にしているYouTuberさんも、fpsを使い分けています。
名前 | fps / 解像度 |
---|---|
drikinさん | 24fps / 2160p(4K) |
瀬戸康史さん | 60fps / 2160p(4K) |
カズさん | 60fps / 1080p |
drikinさんは「高い解像度感かつシネマ感のある動画」を目指しており、瀬戸康史さんは「高い解像度感かつリアルな印象の動画」を目指しているのだそうです。
カズさんは動画データの使い勝手の良さを優先して、1080pを選択しているのだとか。
映画やスポーツといったジャンルの違いだけではなく、作る人のこだわりによっても選択するfpsが変わることがわかります。
比較してみる
fpsが変わることで、どれくらい印象が変わるのか比べてみましょう。
今回は、Pixel3a XLを使って、60fpsで撮影した動画を素材として使用しています。
素材動画に対して同じ編集をし、24fpsと60fpsで書き出しました。
2つの動画の違いは、編集時と書き出し時のフレームレートのみです。
書き出した動画がこちら。
24fps
60fps
いかがでしょうか。
24fpsの方がカクついており、このカクつき具合がフィルム映画のような雰囲気をだすのかもしれません。
色合いも調整すると、もっと”それっぽさ”が増すのかも。
最後に
24fpsと60fpsの違いを比較しました。
今後は60fpsを基本としつつ、撮影する対象と作りたい動画の種別によってfpsを変更してみようと思います。