骨伝導イヤホン(AfterShokz)で自分時間が増えた

Mar 21, 2021 22:25 · 3348 words · 7 minute read ライフハック

2020年12月に初めて骨伝導イヤホンを購入しました。
丸3ヶ月使ってかなり気に入ったので、私の使い方をブログに残しておこうと思います。

突然ですが、

  • テレワークが増えて通勤時間が減ったはずなのに、自分の時間が増えていない。
  • 読みたい本があるのに時間が足りない。
  • 資格取得に向けて動画で学習したいけど、なかなか時間を確保できない。

というようなことはないでしょうか?
骨伝導イヤホンを使って日常のスキマ時間を自分時間に変えることで、これらの問題が改善するかもしれません。

目次

骨伝導イヤホンとは?

こんな形のイヤホンです。
通常のイヤホンはスピーカー部分を耳に挿入し、空気の振動で鼓膜に音を伝えます。
対して、骨伝導イヤホンは耳の外側から骨を振動させることで音を伝えます。

通常の耳に差し込むイヤホンと比較した長所短所です。

長所

  • 耳の穴を塞がないので、外部の音を聞くことができる。
    外部の音が聞こえるので、周囲の人から声をかけられても気づくことができます。
  • 長時間つけていても、耳の中が痛くならない。
    長時間のオンラインミーティングでも耳の負担が少なくなります。

短所

  • 騒音が大きい場所では聞こえにくい。
    家の近くで工事をしていたり、道路沿いなど騒音が大きいところでは、通常のイヤホン以上に聞きづらくなります。
  • 空気でなく骨を振動させて音を伝えるため、通常のイヤホンとは音質が異なる。
    こだわりの音質で音楽を聴きたい場合には向かないと思います。

自分時間とは?

先日読んだ、堀江貴文さんの「時間革命」という本に出てきた概念です。

本の内容を3行で要約すると、

  • 時間は誰にでも平等で、限りある資源である
  • 他の人のための時間ではなく、自分がワクワクする時間を生きよう
  • 自分時間を生きるための考え方やアレコレ

ということが書かれていました。

自分時間とは、

  • 自分がワクワクして、あっという間に過ぎてしまうような時間
  • 自分のために使う時間

です。

逆に、対義語である他人時間は、

  • 他の人に命じられた、ワクワクしないことをする時間
  • 退屈で時間が過ぎるのが長く感じる時間

となります。

私は色んな情報をインプットすることが好きです。
今回は骨伝導イヤホンを使うことで、

  • Podcast を聞く時間
  • 読書をする時間

という自分時間を増やしました。

骨伝導イヤホンで自分時間を増やす

骨伝導イヤホンを使うことで、日常の耳のスキマ時間を自分時間に変えることができます。

私の場合は、

  • 公園で遊ぶ子供を見守っている時間
  • 皿洗い、洗濯、料理、掃除をしている時間
  • 食材の買い出しで歩いている時間
  • 歯磨きをしている時間

を読書やPodcastを聞くインプット時間(自分時間)に変えることができました。

ちなみに、聞いているPodcastはこんな感じです。

購読しているPodcast棚卸しとオススメのPodcastをいくつかご紹介-2020冬-

骨伝導イヤホンで読書?

「イヤホンで読書なんてできるの?」と思う方もいるのではないでしょうか。
スマホのテキスト読み上げ機能やAmazonのサービスを使うことで、電子書籍の内容を音声で聞くことができます。

Audible

Amazonの提供するオーディオブックサービスです。
プロのナレーターが本を朗読してくれます。

Amazon Audible

Amazon Alexaアプリ

android・iOSの両方で使える「Amazon Alexaアプリ」の機能を使います。

Google Play: Amazon Alexa

App Store: Amazon Alex‪a

自動生成される音声なので、読み間違いが多くあるのはご愛嬌。
例えば経営の本の中で「CEO」という単語がでてきた場合、「セオ」と読む場合があります。

Alexaアプリの使い方は、こちらのブログがわかりやすかったです。

Amazon AlexaアプリでKindleを読み上げて積ん読を消化する(ながら読書をする)

スマホの読み上げ機能

android・iOSのどちらにも、画面上の文字を読み上げる機能があります。
テキスト読み上げ機能を使うことで、電子書籍やWebページの文字情報を聞くことができます。
こちらも自動生成される音声なので、読み間違いがあります。

androidの場合

androidのTalkbackという機能を使います。

iOSの場合

iOSの「設定アプリ –> アクセシビリティ」にある「テキストの読み上げ機能」を使います。

骨伝導イヤホンを選ぶときに気にしたこと

骨伝導イヤホンは、安いものから高いものまで多くの商品があります。
通常のイヤホンの場合は音質の好みも重要ですが、骨伝導という特性上、各商品の音質の特色は少ないように感じます。

ということで、自身の利用シーンを想定して、下記の観点で購入する商品を選びました。

  • 防水性能
  • 充電端子の形
  • 音量操作ができるか
  • 細かな使い勝手(「落ちるパーツが無いか?」など)
  • Amazonサクラチェッカー

防水性能

皿洗いや洗濯物をしながら使うことを想定していたので、濡れた手で触る可能性があります。
生活防水以上の防水性能があるものを選びました。

充電端子の形

充電に独自端子が必要になるのは面倒なので、一般的なUSB端子で充電できるものを選びました。

音量操作ができるか

ふいに家族から声をかけられた場合、音量を下げたり再生を停止して会話に集中する必要があります。
皿洗い中の濡れた手でスマホを操作するのは避けたいので、防水性能のあるイヤホン側で音量操作ができるものを選びました。

細かな使い勝手

いくつかの商品を比較していると、充電端子の差込口のキャップがポロッと落ちそうな商品がありました。
無くす予感しかしないので、差込口のキャップが本体にくっついているものを選びました。

Amazonサクラチェッカー

イヤホンの分野は特にサクラレビューが多いようです。
Amazonサクラチェッカーを参考に、レビューが信頼できる製品の中から選びました。

最終的に選んだ商品

これらを総合して、最終的に「AfterShokz Titanium」を選びました。

私が購入したタイミングはセールで安くなっていたので「AfterShokz Titanium」を選びましたが、2021年3月現在であれば「AfterShokz OpenMove」の方がいいかもしれません。

両機種の価格は大体同じですが、「AfterShokz OpenMove」の方が新しい機種です。
更に、「AfterShokz Titanium」は充電端子がmicro USBですが、「AfterShokz OpenMove」はUSB-Cです。
これから新しいガジェットを買うのであれば、USB-Cの方が望ましいでしょう。

もうちょっと後押し

ここまで読んでいただきありがとうございます。

「骨伝導イヤホン良さそうだけど、10,000円だすのはちょっと高いよなぁ。家族の決裁が通るだろうか」
と思ったそこのあなたの背中を少し押してみたいと思います。

私も購入を迷ったのですが、最終的に
「仮に自分の時給を1,000円とすると、10時間分の自分時間を確保できれば元が取れるな。しかも10時間以上使えばどんどん得になる。」
という理由で購入を決めました。

家庭内で決裁が必要な場合は、
「テレワークでオンラインミーティングが多くなったので、耳の負担を減らしたい」
という理由も使えそうです。

最後に

3ヶ月骨伝導イヤホンを使ってみて、「家事や子育てで忙しいお父さんやお母さんに特におすすめしたいな」と思ったので、私の使い方を記事にしてみました。

「時間が足りない」と感じている方々の参考になれば幸いです。

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