YouTubeと子供の英語習得

Apr 28, 2024 00:00 · 2009 words · 5 minute read 語学 子育て

子供に海外の子供向けのYouTube動画を見せ始めたところ、当初の想像以上に英語を習得している様子です。

「子供が英語を使えたら生きる力の1つになるよなぁ。でも英会話学習は高いし、連れて行く時間も無いしなぁ。」と考えている親御さんの参考になるかもしれません。 うちの子のこれまでの様子をブログに書いてみます。

目次

背景

2020年春頃、Covid-19の影響で家庭保育が必要な時期がありました。 私は仕事柄在宅勤務ができていたのですが、とはいえ小さな子供の家庭保育と仕事の両立は厳しいです。 というわけで仕方なく仕事をしている間はYouTubeに子守りをお願いしていました。

「どうせなら将来役に立つ可能性がある動画を見るのがいいだろう」ということで、海外の子供向けのYouTube動画を見せ始めます。 そのうちにお気に入りのKids YouTuberを見つけ、英語圏の子供向けのYouTube動画を好んで見るようになりました。

これまで見ていた動画の変遷

3-4歳ごろから今に至るまで見てきたYouTubeチャンネルの変遷です。 細かく記録していたわけではないので、ざっくりと初期・中期・後期で区切っています。

初期

年齢が低いこともあり、子守歌的な動画や、同年代のKids YouTuberが出ている動画を好んで見ていました。

  • Baby Bus
  • Kids Diana Show
  • Like Nastya
  • Color Squad
  • Cocomelon
  • Peppa pig
  • Wolfoo

など

中期

本人の成長に合わせて、好むコンテンツの質も変わってきました。この頃はストーリー性のある動画も好んで見始めます。 また、同年代のKids YouTuberは本人の成長とともにコンテンツも変わるので、継続して見ていました。

  • Kids Diana Show
  • Like Nastya
  • Ryan’s World
  • Robo Car POLI
  • Dinocore
  • DC Kids(Bat Wheels)
  • PAW Patrol
  • Come Play With Me
  • DC Super Hero Girls
  • Disny Junior
  • PJ Masks
  • Super Wings
  • Sylvanian Families
  • Tayo the Little Bus

など

後期

小学生になると、好んで見る動画の対象年齢が更に上がりました。おそらく日本に置き換えると小学校低学年~高学年くらいの子供を対象にした動画だと思います。 かなり早口の英語で、この頃になると私は聞き取れない内容が多くなりました。 同年代のKids YouTuberは変わらずお気に入りで見ています。

  • Kids Diana Show
  • Like Nastya
  • Miraculous Ladybug
  • My Little Pony
  • Lalilu
  • Ninja Kidz TV
  • The Fun Squad
  • TeeniepingTV
  • The Powerpull Girls
  • Monster High
  • Anna McNulty
  • Troom Troom Food Dutch
  • Ruby Bonnie Granny
  • ROCK SQUAD
  • Jordan Matter
  • Rebecca Zamolo
  • BFF Besties
  • THe Fun Squad
  • Vania Mania Kids

など

どのくらい英語を使えるのか?

テストを受けたわけでは無いので、具体的なスコアはわかりません。 しかし下記のように、英語を当たり前のものとして受け入れ、使っている様子です。

  • 後期で見ているYouTube動画の内容を見るに、子供向けの会話(大人向けの小難しい内容ではないという意味)であれば内容を聞き取って理解できていそう。
  • 自宅でシルバニアなど人形で遊ぶときは英語で遊んでいる。おそらく動画で見聞きしたフレーズをそのまま使っている。
  • アメリカ人の父を持つハーフの友達と遊ぶ様子を見ていると、英語と日本語を織り交ぜながら会話をしていた。
  • 私の知人のイギリス人の旦那さんとその奥さんとも英語と日本語で話していた。
  • YouTubeを見て覚えたので、聞くことと話すことはできるけど読み書きはあまりできない。アルファベットの読み書きと、簡単な英単語が少しわかる程度。
  • 日常生活のちょっとしたときにイタズラ半分で英語で話しかけたら、想像以上に長い英文で回答が返ってきて、私の方が驚かされる。
  • 1-2年前と比較して、文法の間違いが減ってきた。ただし私の英文法もかなり怪しいので、私が気づいていない間違いもたくさんあると思う。

どれくらいの時間YouTubeを見ていたのか?

子供は放っておいたら際限なくYouTubeを見ます。 時間の制限はしているのですが、それでも学校から帰宅してから私の仕事が終わるまでの時間や、晩御飯後のリラックスタイムの視聴時間を合計すると、平均して1日2時間くらいはYouTubeを見ていると思います。 2020年春ごろから動画を見始めたので、期間は約4年間。

というわけで、合計すると365日 x 4年間 x 2時間 = 2,920時間 くらいYouTubeを見ていたのではないでしょうか。

狙っていたわけではないですが、ニック兄さんが話していたImmersionを実践している状態だと思います。 そして、子供の様子を通してImmersionの効果を実感しています。

最後に

日本人の両親から生まれ、完全に日本の文化の中で育っているうちの子ですが、YouTubeを見ることで英語を習得し始めました。 子供の吸収力とYouTubeの影響力に驚かされる毎日です。 下の子も上の子の影響でYouTubeが大好きなので、そのうち2人して両親に内緒の内容は英語で話したりするんだろうな。

「子供が英語を使えたら将来役に立つかもな」と考えている親御さんは、無料で手軽に始められるYouTubeの視聴から初めてみてはいかがでしょうか。

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